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<玩具店主>百町森(静岡市葵区)

(2016/9/5 11:00)
木のおもちゃ、カードゲームなど1万点がずらりと並ぶ。柿田友広さん(左から2人目)が時折、ライアー(たて琴)の演奏で楽しませる(魚眼レンズ使用)
木のおもちゃ、カードゲームなど1万点がずらりと並ぶ。柿田友広さん(左から2人目)が時折、ライアー(たて琴)の演奏で楽しませる(魚眼レンズ使用)
ミニ柿田くん
ミニ柿田くん

 天井からつるされた動物のモビールがあちこちで揺れ、棚に並ぶ無数のおもちゃは色の鮮やかさが際立つ。子どもの本とおもちゃを扱う「百町森」は静岡市の中心地にあって、一歩踏み入れるとおとぎの国に迷い込んだようだ。
 創業は1979年。店主の柿田友広さん(63)が大学を卒業してすぐ、印刷屋の実家の事務所を借りて絵本と児童書の専門店を開いた。「大学時代、清水真砂子さん(掛川市)の児童文学に夢中になった」。出版社と直接交渉し、これぞと思う本を並べた。
 子ども向けの本屋に、おもちゃが加わったのは8年後。「チロリロリン!」。小さな玉がジグザグの坂を転がり落ち、最後にシロフォンの美しい音色を響かせる木のおもちゃに出合った。「玉の塔」と呼ばれるドイツ製のロングセラー。「おもちゃには、子どもの感性、好奇心に働き掛ける力がある」と知った。ヨーロッパの見本市に足を運び、良品を見極めていった。
 今ではおもちゃ1万点、絵本と児童書5千点をそろえる。その中で、スイス・ネフ社の積み木をはじめ、木のおもちゃはひときわ美しい発色だ。
 「基本は三原色と緑。乳幼児期は色を認識する大切な時期」と柿田さんは説明する。色だけでなく、素材、形、重さ、手触りも重要な要素。「単に物を売るのではない。発達に沿った遊び方、その環境も含めた提案を心掛けている」

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