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「オペラ座の怪人」劇場その奥に(上) 国内上演30年

(2018/9/7 16:19)
17年前、「オペラ座の怪人」静岡ロングラン公演の開幕に、多くの来場者が詰め掛けた=2001年、静岡市民文化会館
17年前、「オペラ座の怪人」静岡ロングラン公演の開幕に、多くの来場者が詰め掛けた=2001年、静岡市民文化会館

 劇団四季のミュージカル「オペラ座の怪人」静岡ロングラン公演(静岡新聞社・静岡放送など主催)が静岡市民文化会館で行われている。長く愛され続ける作品に関わる人たちの思いを聴いた。
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 「30年前、この作品の演出家ハロルド・プリンスさんが米ブロードウェーから来てくれた。四季に入ったばかりの私は、彼の運転手の係。このたび30周年を迎えるとあいさつにうかがったら、とても喜んでくれた」
 3月中旬、静岡市内で行われた静岡ロングラン公演の製作発表会。劇団四季の吉田智誉樹社長は広報担当として関わった初演時を懐かしんだ。
 同作は1986年、ロンドンで世界初演。愛憎に満ちた舞台は「究極のラブストーリー」としてミュージカル界に衝撃を与え、四季は88年の国内公演を見据え準備を進めた。
 パリ・オペラ座を再現する劇場の大掛かりな改修。プリンス氏を納得させる演技と歌唱。キャッチコピーとして定着した「オペラ座の怪人は凄(すご)いらしい」と話題になり、たちまち四季の代表作品になった。
 90年代に入ると四季の専用劇場が各地に登場し、札幌、大阪、福岡などで「怪人」はオープニングを飾った。「四季が新しい挑戦をする時に上演すべき作品」(吉田社長)は2001年、専用劇場ではない公共ホールを長期にわたって借り切る地方都市公演でも口火を切った。静岡では1カ月間で8万人が足を運び、その後も「キャッツ」「美女と野獣」などの作品がロングラン公演されている。
 今年4月には国内上演30年の金字塔を打ち立て、累計入場者は700万人を超える。初演時から出演している佐野正幸さん(藤枝市出身)は、アンサンブルにはじまり、17年前の静岡公演ではラウル役として怪人の恋敵になり切った。
 今回は怪人役としての地元公演。「17年前の千秋楽、必ずまた戻ってくると約束した。各地で培ってきた成果を、故郷に見せることができるのがうれしい」
 

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