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静岡空襲、学生が語り継ぐ 静大で11日に児童向け講座

(2017/8/9 07:35)
静岡大OBで小学校教諭の石川哲也さん(左)からアドバイスを受けながら講座の準備を進める同大生=6日、静岡市葵区の静岡平和資料センター
静岡大OBで小学校教諭の石川哲也さん(左)からアドバイスを受けながら講座の準備を進める同大生=6日、静岡市葵区の静岡平和資料センター

 2千人以上の死者が出た1945年6月20日未明の静岡大空襲の記録を次代に語り継ごうと、静岡大教育学部で社会科教育を専攻する学生が11日に静岡平和資料センター(静岡市葵区)で小学生向けの公開講座「大学生と学ぶ静岡空襲」を開く。学生らは戦争を伝える使命感の重さを胸に、準備に取り組んでいる。
 同大と同センターが連携した講座開設は初めて。学生が、同学部の矢野敬一教授(近現代文化史)が担当する授業「社会調査」の一環で同センターを利用したことがきっかけ。
 「本物の教材があると当時の時代背景が分かり、理解が一層深まる」。同センターに集まった学生16人は6日、アドバイス役として招かれた同大OBで静岡市立小教諭の石川哲也さん(26)から助言を受けた。
 石川さんは、小学4年の国語の教科書にある戦時中の物語を読んだ児童が、「戦時中でも食べ物はたくさんもらえた」と配給の様子を勘違いした実体験を披露。その上で、同センターが用意した軍服や配給票など当時の物品を考察させた。
 学生は同センターのスタッフにも話を聞きながら情報を集め、未使用の配給票については「結果的には配給が行われず、食べ物に余裕はなかった」などと分析した。

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