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静大、IoT基盤整備 「オンライン教育」見据え

(2018/3/14 08:26)
次世代大学IoT情報基盤の導入の目的を説明する井上春樹静岡大教授(左)=13日午後、静岡市駿河区の静岡大
次世代大学IoT情報基盤の導入の目的を説明する井上春樹静岡大教授(左)=13日午後、静岡市駿河区の静岡大

 静岡大はNTT西日本と連携し、オンライン教育の本格導入やスマートフォン、タブレットなどスマートデバイスからのアクセス急増に対応する「次世代大学IoT(モノのインターネット)情報基盤」を整備した。15日に稼働開始する。学生や学内利用者が高速大容量インターネットを無料かつ無制限で利用可能になるほか、大災害時には被災者に無線LANを開放する。
 同大は2010年以降、文書や授業動画などの教育・研究データをパブリッククラウドへ移行するなど情報環境整備を進めてきた。近年、スマートデバイスの普及に伴い同大の通信基盤にアクセスする端末数が急増。動画配信を活用した「反転授業支援システム」の本格的導入を見据える数年後には、通信量が爆発的に増加すると予想されている。
 今回の整備で、既存の学内情報基盤に加え、新たに全学にフレッツ光ネクスト回線を11回線導入し、高速で快適なインターネット環境を整備。既存の情報基盤は研究・業務用に、新たな情報基盤はオンライン教育用に活用する。用途を分離することでセキュリティー強化が期待され、光回線を増設し容易にエリア拡張できるメリットもあるという。
 新情報基盤の利用者認証には無線LAN相互利用サービス「エデュローム」を県内で初導入。各学生に与えられたIDで、提携する全国の教育・研究機関やカフェで無線LANを利用できる。大災害発生時には個人認証なしで学内の無線LANを一般利用できる。
 同大情報基盤センターセンター長の井上春樹教授は「大学生き残りには学生の確保が必須。将来的に社会人や留学生がオンライン教育のみで学位がとれる情報環境を整備し、学生増につなげたい」と話した。

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