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日韓の学生、考古学で交流 静岡で保存活用を議論

(2017/12/24 08:51)
共同宣言を行った日韓の学生たち=静岡市駿河区の登呂博物館
共同宣言を行った日韓の学生たち=静岡市駿河区の登呂博物館

 考古学を学ぶ日韓両国の大学生による交流事業「考古学学生会議」が23日、静岡市駿河区の登呂博物館で開かれた。静岡大と韓国伝統文化大学校の学生計14人が両国の農耕文化を伝える遺跡を紹介し、保存活用法などをテーマに意見を交わした。
 静岡大の学生は弥生時代後期の登呂遺跡の整備について、発掘調査に基づき、発見された遺構と同じ位置に同規模で集落や水田を復元したと説明した。学生たちによる稲作の実験を紹介し、「農耕集落の実態を原寸大で再現しながら研究ができる」と話した。
 韓国伝統文化大学校の学生は、日本の弥生時代前期の遺跡にあたる地元の松菊里遺跡を紹介した。2025年に整備は完了するが、「徹底的な考古学調査に基づいた再現がなされてほしい」と意見を述べ、観光資源としての活用を重視した「過度な復元」は避けるべきと主張した。
 学生を代表し、大村陸さんと朴燦壹(パクチャンイル)さんが共同宣言を行い、「二つの遺跡に農耕文化の営みをたどることができ、両国の歴史を知る上で欠くことができないと認識した。過去を知り、今を見詰めることで未来を紡いでいく」と読み上げた。
 同大学校は県と友好協定を締結している忠清南道にある国立大学で、事業は県と県考古学協会でつくる実行委員会が主催した。

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