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三保松原「羽衣」題材にカードゲーム 静岡県立大「つたえ隊」

(2017/10/20 17:25)
「羽衣」を題材にしたカードゲームで遊ぶ考案者の鈴木美波さん(左)、なかおまきさん(右)ら=17日、静岡市駿河区の県立大草薙キャンパス
「羽衣」を題材にしたカードゲームで遊ぶ考案者の鈴木美波さん(左)、なかおまきさん(右)ら=17日、静岡市駿河区の県立大草薙キャンパス

 富士山世界遺産の構成資産・三保松原(静岡市清水区)が舞台の能「羽衣」を原作にした絵本を製作し、物語の普及に取り組む静岡県立大の有志団体「羽衣つたえ隊」がこのほど、絵本を基にしたカードゲームを製作した。子どもにも親しみやすいゲームを通じて、三保松原に伝わる伝統芸能の魅力を発信する。
 ゲームは3~10人で行う。登場人物が描かれたカードを引いて天女役と漁師の白竜役に分かれ、十字路や直線などが描かれた道のカードを順番に並べて遊ぶ。天女役のプレーヤーは道をつなげて羽衣のカードを探し、白竜役が別のルートを作り邪魔をする。
 ゲーム開始時は誰が天女で誰が白竜か分からないため、推理をしながらプレーする。発案者の同大国際関係学部4年の鈴木美波さん(23)は「二人の気持ちの駆け引きを表現した『羽衣』のストーリーに合わせて、心理戦を楽しむ工夫を施した」と説明する。
 2014年度に同隊が製作した絵本の作画を担当した北九州市の絵作家なかおまきさんが、鈴木さんのアイデアを基にカードの絵柄を描いた。マレーシア出身の留学生リン・マオシャンさん(26)=同学部3年=らが協力しカードのデータを無料でダウンロードできるウェブサイトを10月1日に開設。既に絵本の読み聞かせ活動などに合わせて子どもたちにゲームを紹介し、好評を得ているという。体験者からルールやカードの種類について意見を募り、今後さらに改良する予定。
 同隊は22日、同市葵区の青葉シンボルロードで開かれる「第3回異文化コミュニケーション体験フェア」(静岡市など主催)でゲームの体験ブースを設ける。午後1時半~3時半。荒天中止。

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