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クラウドソーシングでAIに業務委託 静岡大など仕組み開発

(2017/9/12 08:33)
クラウドソーシングでの人とAIの共同業務の仕組み
クラウドソーシングでの人とAIの共同業務の仕組み

 静岡大と筑波大、京都大は11日、インターネットを通じて不特定多数の人に業務委託するシステム「クラウドソーシング」で人工知能(AI)にも業務を委託できる仕組みを開発したと発表した。12日から多種多様なAIを公募し、人とAIの作業を組み合わせて適切な問題解決を図る研究に取り組む。
 これまでクラウドソーシングの依頼先は人に限定されていたが、外部からさまざまなAIを調達して人とAIの共同作業を実現し、業務の効率化を狙う。実際のクラウドソーシングで人とともに業務を行うAIを公募するのは世界初の試みという。
 今回は、仕組みを利用して京都府内の図書館の蔵書を一括検索できる「京都府図書館総合目録ネットワークシステム」を構築する。タイトルの同じ書誌を判別するなどの情報処理を実施し、複数の図書館の書誌情報を整理する。
 開発した仕組みは汎用(はんよう)性が高く、今後は自然災害時の情報把握やスポーツのゲーム分析などで活用が期待される。
 静岡大情報学部行動情報学科の井ノ口宗成講師は「人とAIの能力がうまくコラボレーションし、災害時などで有効に活用できれば」と話した。
 AIの公募は12日午後2時から。集めたAIは3大学の研究チームが最適なAIの組み合わせを導き出し、仕組みに取り入れる。

 <メモ>クラウドソーシングは、インターネットを介して企業と個人間で仕事を受発注できる仕組み。企業のホームページやロゴの作成などで活用されている。発注者は常時雇用できない人材の補完や業務の効率化などが図られ、受注者は専門スキルを生かした仕事の獲得や空いた時間の有効活用が可能になる。

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