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街なか屋上で学生菜園 静岡文化芸術大、学習の場に活用

(2017/9/8 17:30)
菜園づくりが進められている東棟の屋上スペース=8月中旬、浜松市中区の静岡文化芸術大
菜園づくりが進められている東棟の屋上スペース=8月中旬、浜松市中区の静岡文化芸術大

 浜松市中区の静岡文化芸術大の学生有志が、ビルに囲まれた市中心部にある同大キャンパスの屋上で菜園づくりに取り組んでいる。学生が身近な場所で農業や食料自給、流通を学ぶ実践的な学習の場として活用する。
 菜園があるのは、もともと樹木や芝が植えられていた3階建ての東棟の屋上の一画。アクセスが難しいためか、有効活用されていなかった。
 社会や環境に配慮した「エシカル(倫理的な)消費」や農業の地産地消などの研究に取り組み、同大生協の理事長でもある下沢嶽教授がこの場所に目を付け、学生有志に声を掛けて7月下旬から菜園づくりを始めた。
 天竜区春野町で山林の手入れなどに取り組む同大OBで自営業天野圭介さん(32)の指導の下、8月中旬には芝を剝いだ約35平方メートルの区画を掘り起こして木材を使った管理通路を整備し、ニンジンとジャガイモの種をまいた。今後、学生らが無農薬での栽培に挑戦する。晩秋には学生らの食卓に菜園で収穫した野菜が並ぶ予定。
 菜園づくりに協力する天野さんは、許可が得られれば、果樹などを植え、“小さな森”にしたいと考えていて「人工物に囲まれ、社会制度の中で生きる学生が、四季の営みや自然のリズムを感じられる憩いの森になれば」と話す。
 参加学生は農業やオーガニック食品に興味を持つ女性が大半。実家がメロン農家の同大3年女子学生(20)=袋井市=は「大学に来る楽しみが増えた」と喜んでいる。

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