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静大衛星、愛称「あおい」 星空撮影、高速で送信

(2018/8/22 08:01)
超小型人工衛星「あおい」を公開する能見公博教授=21日午後、浜松市中区の静岡大浜松キャンパス
超小型人工衛星「あおい」を公開する能見公博教授=21日午後、浜松市中区の静岡大浜松キャンパス

 静岡大は21日、同大工学部が開発した高度600キロから星空を撮影する宇宙観測用の超小型人工衛星「Stars-AO(スターズエーオー)」を浜松市中区の同大浜松キャンパスで公開した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2018年度中に打ち上げるH2Aロケットに相乗りして同衛星の軌道に放出する。愛称を「あおい」と決めたことも発表した。
 あおいは1辺10センチの立方体。直径3センチのレンズが付いた高感度カメラを搭載し、街明かりや大気の影響が少ない軌道上で静止画を撮影する。通信はアマチュア無線を用い、通信速度を通常の100倍に上げ、1カ月程度掛かる画像の受信を1分以内に行う。画像は中高生向けの科学教室でも活用してもらう。軌道放出後、半年から1年かけて実験し、5年間の運用を目指す。製作費は約300万円。
 愛称は同衛星に関する講座や同大オープンキャンパスに参加した生徒らから募集し、静岡と関連の深い徳川家の「葵(あおい)の御紋」を想起させることなどから決まった。
 開発を主導した能見公博教授は「通信速度の高速化は他の大学衛星開発にも応用でき、技術構築につながる」と狙いを説明。「子どもたちが理科や宇宙に興味を持つきっかけにしたい」とも意気込んだ。
 同大の超小型人工衛星は、1機目の「はごろも」を3月上旬まで運用。はごろもの後継機「てんりゅう」は9月11日、無人補給機「こうのとり」7号機に載せて国際宇宙ステーションに運ばれる。

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