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静岡市、全小中126校にエアコン 19年度から順次

(2018/8/10 17:09)
吉田町では町立小学校の全ての普通・特別教室にエアコンが設置されている=2017年7月、町立住吉小
吉田町では町立小学校の全ての普通・特別教室にエアコンが設置されている=2017年7月、町立住吉小

 静岡市は10日までに、市立の126小中学校すべての普通教室にエアコンを設置する方針を決めた。概算で70億円程度と試算される設置費用がネックになっていたが、経費圧縮のめどが立ち、決断した。財源は国の補助制度の活用も見込む。同日行われた自民党市議団の補正予算要望の席上、田辺信宏市長が表明した。
 早ければ2018年度内にも設計に着手し、19年度から3年程度かけて順次設置する。最短で19年夏に間に合う学校も出てくる見込み。経費の圧縮について市は、10億円以上が可能と見ている。エアコンの使用に伴う経費増については今後検討する。
 同市内の普通教室へのエアコン設置は14教室、設置率は0・8%と全国平均の49・6%を大幅に下回り、県平均の7・9%よりも低い。未設置の普通教室は1821室あり、多額の費用がかかることと、校舎の耐震工事を優先的に実施していたことが主な原因。一方で猛暑による児童生徒の負担を考慮し、18年度予算に調査費を計上し、実現可能性を探ってきた。
 市はエアコン設置に関する調査を委託している業者から事業費などの中間報告を受けた上で、今月中にも正式発表する方針。

 ■静岡県設置率7.9% 全国に大幅遅れ 市町に急ぐ動き
 静岡県内の公立小中学校のエアコン設置は全国に比べて遅れているが、近年の猛暑を受けて設置を急ぐ市町が相次いでいる。
 浜松市は2017年10月、市内全小中学校の普通教室に20年8月までにエアコン設置を完了すると表明。18年度に入っても、磐田、三島、焼津、富士宮、富士、掛川、島田の各市などが小中学校の普通教室にエアコンを完備する方針を明らかにしている。このほか、吉田町など全校に設置済みの自治体もある。
 県教委によると、県内公立小中学校の普通教室のエアコン設置状況は17年4月現在、7・9%で、都道府県別の設置率では39位にとどまっている。
 県立学校では、県教委が19年夏までに全37特別支援学校の普通教室にエアコンを設置する方針。高校は校舎の老朽化に伴う中長期整備計画に基づいて順次、エアコンの設置を進める。公立高校の普通教室のエアコン設置率は17年4月現在、63・2%で、全国の74・1%を下回っている。

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