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サークルで防災親しむ 静産大・磐田で発足、消防本部とタッグ

(2018/7/12 08:15)
119番通報に対応する消防職員の業務を見学する大学生=磐田市福田の中東遠消防指令センター
119番通報に対応する消防職員の業務を見学する大学生=磐田市福田の中東遠消防指令センター

 磐田市の静岡産業大で、同市消防本部と連携して地域防災や消防団活動を学ぶ初の学生サークルが発足した。消防施設の見学や放水訓練体験、救命処置講習など、実践的な活動を通じて将来の地域防災の担い手としての意識を高める。大学と消防のタッグは県内でも珍しく、市消防本部の担当者は「若者の消防団員の確保につなげたい」と期待する。
 「大学の近くで火事です」。6月中旬、初回の活動で同市の中東遠消防指令センターを見学したサークルメンバーの男子学生が119番通報を模擬体験した。「何が燃えているのか」「燃えている範囲は」など、同センターの職員から実際の災害時さながらに次々と質問が飛んだ。
 学生は消防団の詰め所も訪問し、一般市民で構成する消防団の概要や活動内容について、市消防本部の担当者から説明を受けた。サークルのメンバーは同大2~4年生の男女14人。4年の男子学生(21)は「防災専門職に就かなくても、消防団という形で災害時に人の役に立てると知った」と初回の活動を振り返った。4年の女子学生(21)は「命を扱う現場の緊迫した雰囲気を感じられた。社会人になったら消防団に入って地域に貢献するという道も検討したい」と話した。
 同市内の消防団員は2010年をピークに減少し、現在は市の条例上の定数を下回る1140人。同消防本部永田博行警防課長は「メンバーの中にはもともと消防活動に興味がある学生が多く、非常に前向きに活動に取り組んでくれている。サークルが来年度以降も続くよう、友人や後輩に体験を伝えていってほしい」と話した。

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