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中学部活、企業や大学が「応援隊」 静岡で結成

(2018/4/24 07:43)
部活動応援隊に参加する企業の代表者=23日午前、静岡市役所静岡庁舎
部活動応援隊に参加する企業の代表者=23日午前、静岡市役所静岡庁舎

 静岡市は23日、市立中学の部活動をサポートする地元企業や大学が参加する「部活動応援隊」を結成し、市役所静岡庁舎で記者会見を開いた。民間活力を部活動の質の向上や教員の多忙化解消につなげる全国的に珍しい試みで、各企業の持つ人材や技術を生かした支援に取り組む。
 参加企業や大学は外部顧問や指導者を派遣し、業務上の強みを活用したサポートを行う。具体的には、用具の運搬(運送業)▽熱中症対策や栄養学に関する講師の派遣(医薬品製造販売)▽体幹トレーニングの実施(整骨院)▽試合結果速報アプリの開発(ソフト開発)―などを提案している。
 2016年度に中学教諭に実施した調査では、多忙化の要因の第1位に部活動が挙がった。競技が未経験の顧問は50%を超え、生徒が効果的な指導を受けられない実態も浮き彫りになった。
 市は健全な部活動の在り方を模索し、17年度に、活動時間などを定めたガイドラインの策定や外部顧問の導入に着手した。地元企業が持つ人材や技術にも注目し、市内の約1万3千社に対して「応援隊」への協力を呼び掛けた。
 参加企業の一つ、静岡ガス静岡支社の北川浩孝支社長は「全国レベルで活躍する(社内)運動部や長年続けている食育事業がある。豊富な人材と知見をサポートに生かしたい」と抱負を述べた。
 田辺信宏市長は「部活動は教員に負担をかける一方で、生徒の人間形成を担う。両方のバランスをいかに取るかが大事」と話した。

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