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ニホンウナギの生態学ぶ 浜松で講演会

(2018/3/6 08:45)
ウナギの資源回復へ、環境保全の重要性を訴える横内一樹研究員=5日午後、浜松市西区の舞阪協働センター
ウナギの資源回復へ、環境保全の重要性を訴える横内一樹研究員=5日午後、浜松市西区の舞阪協働センター

 浜名湖地区水産振興協議会は5日、絶滅危惧種ニホンウナギの生態を学ぶ講演会を浜松市西区の舞阪協働センターで開いた。中央水産研究所(神奈川県横須賀市)の横内一樹研究員が川や海、湖で生活するウナギについて紹介し、「いずれの環境もウナギを守るためには重要」と上流から河口周辺までをトータルで保全する重要性を訴えた。
 横内研究員は川の上流や河口、海などすみかを変えて生活するウナギの生態を解説し、「水域が縦につながらないと生態系は維持できない。海も川も湖も大事」と語った。多様な環境への順応性を備えるウナギの特徴にも触れ、「すむ場所を選べれば多くのウナギが育ち、産卵する親も増える」との見解を示した。
 浜名湖で続けている親ウナギの買い上げ放流について「東アジア全体でみれば少しずつ資源回復の効果も期待できる」と強調した。今期不漁が続くシラスウナギの現状には、「今年が特別悪いのはなぜか、原因は分からない」と話した。

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