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ウナギすみか二俣川に 「石倉かご」10基設置 浜松

(2017/8/29 08:06)
ウナギのすみかとして設置された石倉かご=28日午後、浜松市天竜区の二俣川
ウナギのすみかとして設置された石倉かご=28日午後、浜松市天竜区の二俣川

 全国内水面漁業協同組合連合会は28日、ウナギのすみかとなる「石倉かご」を浜松市天竜区の二俣川に10基設置した。全国の河川で石倉かごの普及を目指す水産庁の委託事業。今後、地元の天竜川漁協が年2回、モニタリング調査を行い、ウナギやカニなど石倉かごにすみ着いた生物の種類や数を調べる。
 絶滅危惧種ニホンウナギは岸壁の割れ目や川底の土の中など窮屈な場所を好むが、治水対策として全国の河川に施されたコンクリート護岸などですみかを奪われた。石倉かごは樹脂製のかごに砕石を詰めて川に沈め、ウナギを狭い石の隙間に呼び込んで保護する。全国の調査ではウナギのほか、餌となるカニやエビなどの生物も多くすみ着いている。
 二俣川ではウナギの資源問題に詳しい九州大大学院の望岡典☆准教授らも立ち会い、数十メートルの範囲に石倉かご10基を設置した。望岡准教授は漁協職員や関係者を対象にした説明会も開き、「ウナギの生息域が減っている。すみかの確保が重要」と石倉かご設置の意義を強調した。
 水産庁による石倉かごの設置は2016年度から始まり、初年度は全国の11河川に取り付けられた。県内では本年度、県土木事務所が庵原川(静岡市清水区)と都田川(浜松市北区)に設置した。同庁の事業としては二俣川が初めて。

 ※望岡典☆准教授の☆は隆の生の上に一

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