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シラスウナギ漁打ち切り 静岡県内1カ月前倒し、池入れ上限到達

(2017/3/29 07:52)
2年連続で漁期打ち切りとなった県内のシラスウナギ漁=昨年12月、浜松市内
2年連続で漁期打ち切りとなった県内のシラスウナギ漁=昨年12月、浜松市内

 ウナギの養殖に使う稚魚のシラスウナギ漁が、県内では4月末までの漁期を1カ月以上残して28日に終了した。水産庁が割り当てたシラスウナギの池入れ上限量に、県内の漁獲と他県からの仕入れでほぼ達したため。上限到達により県内のシラスウナギ漁が早期打ち切りとなるのは2年連続で、関係者は「ウナギの資源保護につながる」と期待する。
 稚魚の池入れ上限は、資源管理を目的に2015年漁期から国が設定している。シラスウナギ漁を行う各都府県の養鰻(ようまん)業者に上限量が割り当てられ、県内二つの養鰻組合(静岡うなぎ、浜名湖養魚)の池入れ上限量は計約1・8トン。県内で採捕される稚魚はこの二つの組合以外には出荷できないため、両組合が上限量に達した時点で漁も自動的に終了する。
 県内のシラスウナギ漁は昨年12月に始まった。県水産資源課によると、県中部を中心とする静岡うなぎ組合の管内では3月上旬に上限の約0・5トンに到達した。県西部の浜名湖養魚組合も28日の集荷分で上限の約1・3トンに達する見通しとなり、同日で稚魚漁が打ち切られた。浜名湖養魚組合の管内では漁期序盤から好漁が続き、2度の禁漁期間を設けるなど漁獲制限も行っていた。
 県内のシラスウナギ漁は、昨年も上限到達により4月中旬で漁期を打ち切った。水産庁によると、昨年に漁期の終了を前倒ししたのは本県のみで、今年も現時点で漁期を打ち切る見通しの都府県はほかにないという。昨期の国内全体の池入れ実績は計19・7トンで、上限の21・7トンに届かなかった。

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