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ウナギ稚魚、流通透明化へ規制強化 静岡県、次漁期から

(2016/9/22 07:56)
闇取引などの不正が指摘されるシラスウナギ。静岡県が流通の透明化に乗り出す
闇取引などの不正が指摘されるシラスウナギ。静岡県が流通の透明化に乗り出す

 静岡県は、闇取引や密輸入などが指摘されるニホンウナギの稚魚(シラスウナギ)の流通透明化に向け、規制の強化に乗り出す。正当な理由なくシラスウナギを所持、移動することを禁じ、違反者には稚魚漁に必要な採捕権を認めないなどの罰則を科す方針。29日の県海区漁業調整委員会に諮り、12月に解禁する次の漁期からの適用を目指す。
 シラスウナギの採捕に関する規則は、県が漁業調整規則内の「県内産うなぎ種苗に関する需給要領」などで定めている。県内で採捕されたシラスウナギは地元の組合以外に出荷できない決まりになっているが、公定価格よりも割高な“闇ルート”を通じて県外へ流出しているとの指摘が後を絶たない。全国的にも「流通するウナギの半数が違法な漁獲や取引を経ている」と訴える専門家もいる。
 県は「不適切な稚魚の持ち運びが不正を生んでいる可能性がある」として、既に県警とも協議し、正当な理由がないシラスウナギの所持や移動、他者への譲渡など「不正につながる動きを禁じる規定を作りたい」という。海区漁業調整委員会で需給要領などの規定内容を協議し、詳細な規則や罰則などについて決定する。

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