静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

「本山茶」をGIに JA静岡市が「準備会」

(2018/3/24 07:41)

 JA静岡市は23日までに、同市葵区の中山間地で生産される本山(ほんやま)茶の地理的表示(GI)保護制度登録を目指し、市や地元茶商らと「本山茶ブランド推進協議会設立準備会」を設立した。茶価低迷が続く中、傾斜地の茶畑は大型機械導入などコスト削減が難しいが、ブランド力向上による活路を目指す。
 GI制度は地域の農林水産物や食品を知的財産権として国が保護する。2015年に導入され、三島馬鈴薯(ばれいしょ)や田子の浦しらすなど、これまでに59件が登録された。緑茶では、八女伝統本玉露(福岡県)が15年に登録している。
 認定には一定の品質と生産方法を保ち、おおむね25年以上作り続けていることや、地域文化とのつながりなどのストーリー性も求められる。
 同JAの青山吉和組合長は「本山茶の全国的な認知度向上とブランドの確立を通して、販路や消費拡大につなげたい」と話した。

 <メモ>本山茶 静岡市北西部の安倍川、藁科川流域で栽培される茶の呼称。この地域の茶栽培の歴史は古く、藁科川上流に生まれた鎌倉時代の高僧聖一国師が中国から茶の種を持ち帰り故郷にまいたのが起源とされる。徳川家康の時代には「御用茶」として駿府城に献上された。明治時代に生糸とともに茶が重要な輸出品になると、静岡市中心部に集散地が形成され、近隣のあちこちに茶畑ができた。それらと区別するため安倍、藁科川流域の「本山」で生産される茶を本山茶と呼ぶようになった。

【更新終了】静岡茶の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト