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茶の都ミュージアム、展示・体験充実 18年、島田に開館

(2017/12/16 07:50)
「ふじのくに茶の都ミュージアム」の外観パース図
「ふじのくに茶の都ミュージアム」の外観パース図

 2018年3月24日の開館を予定する静岡県の「ふじのくに茶の都ミュージアム」(島田市)の施設概要が15日までに、ほぼ固まった。静岡県の茶の魅力を産業、文化、学術、観光の4分野から総合的に伝えるシンボル施設として、展示や体験、にぎわいにつながる事業などを充実させる。子供たちの学習体験も後押しする。年間の目標来館者は旧施設(直近5年間平均)の倍増の7万人を目指す。
 旧島田市お茶の郷博物館を再整備した新ミュージアムは、外観に県産材の吹き寄せ壁をあしらう。3階建て博物館と2階建て商業館、江戸期の茶人・小堀遠州による茶室(復元)、日本庭園で構成し、伝統と革新をイメージした和モダンな「綺麗さび」を全体のデザインコンセプトに一新する。
 博物館は当面県が運営する予定。3階は富士山と茶畑のパネル映像を設置した展望スペースや世界各国の茶の情報を展示する。2階は日本の茶をテーマに大幅リニューアル。県内各産地の茶関連の展示と試飲のほか、一部稼働する昭和30年代の製茶機械、茶の健康効果を分かりやすく伝えるデジタルパネルも初めて配置する。
 商業館は、喜作園(牧之原市)に運営委託し、2階は計120席のカフェレストラン、1階は県内各産地の銘柄茶や土産品の販売ショップを設ける。茶室は館長の熊倉功夫静岡文化芸術大前学長の解説による音声ガイドを導入する予定。
 県議会12月定例会に提案中の設置管理条例案によると、観覧料は一般300円(旧施設は600円)、大学生以下は無料。午前9時から午後5時(茶室は午前9時半から午後4時まで)の見通し。
 白井満県経済産業部理事(茶・食の振興)は15日の県議会産業委員会で「人が集い、学んでもらう施設にしたい。産業振興に加えて機能性や効能を伝え、新たな消費にも寄与することを目指す」と述べた。

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