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秋冬番茶、高値で推移 低価格帯不足感が影響

(2017/11/14 08:02)
静岡県内産秋冬番茶 (荒茶)の生産量と価格の推移
静岡県内産秋冬番茶 (荒茶)の生産量と価格の推移

 ほうじ茶やペットボトル飲料などの原料として使われる秋冬番茶の生産が静岡と鹿児島でほぼ終了した。一番茶、二番茶の低価格帯の不足感から、秋冬番茶の相場も前年より10~15%ほど高く推移した。
 静岡県内は9月中旬に摘採が始まり、静岡市葵区の静岡茶市場やあっせん所の荒茶相場は前年よりやや高値でスタートした。製茶問屋やドリンク業者など買い手の引き合いは強く、400円台前半から300円台後半中心のしっかりとした相場が続いた。
 10月に入ると断続的な雨天の影響で摘採や取引が後ろ倒しとなり、売り手、買い手双方がもどかしさを感じる展開もあった。
 静岡茶市場の担当者によると、製茶問屋や大口の飲料メーカーからの注文が相次いだことを受け、県内産は中部や東部地区を中心にこれまで秋冬番茶を製造しなかった工場も生産を行った。同市場の県内産秋冬番茶荒茶の取り扱い数量はこれまでに約66万キロで、前年を30%近く上回った。平均単価も約15%上昇した。
 JA静岡経済連の堀要茶業部長は「秋冬番茶の生産開始当初は降雨の少なさによる芽伸びの悪さから減産を予想していたが、早場所の産地を除いて増産になったようだ」と話す。買い手の仕入れ意欲の高さもあり、農家の生産意欲の向上にもある程度つながったとみている。

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