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静岡茶の祖「聖一国師」発信、地域交流へ 京都で「まつり」

(2017/5/22 07:45)
ゆかりの地との交流発展を誓う聖一国師顕彰会の酒井公夫会長=21日午前、京都市の東福寺
ゆかりの地との交流発展を誓う聖一国師顕彰会の酒井公夫会長=21日午前、京都市の東福寺
大勢の観光客らでにぎわう伝来産品ブース
大勢の観光客らでにぎわう伝来産品ブース

 静岡茶の祖で宋から製粉技術をもたらしたとされる鎌倉時代の高僧・聖一国師の顕彰活動に取り組む聖一国師顕彰会(会長・酒井公夫静岡商工会議所会頭)は21日、国師が開山した京都市の東福寺で式典「聖一国師まつり」を開いた。国師ゆかりの静岡、京都、福岡の3市の政財界から約80人が出席し、交流の発展を誓った。
 2016年11月に発足した顕彰会の主要事業で、初めての試み。酒井会長は「私たちの郷土に由来する偉人・聖一国師をこれまで以上に発信し、ゆかりの地域との交流や産業振興につなげていく」と述べた。京都、福岡の両商議所代表もあいさつし、国師を軸にした連携事業の拡大に期待を込めた。
 国師が宋から持ち帰ったとされ、寺が保管している史料「大宋諸山図」も拝観した。史料は水磨様(すいまよう)と呼ばれる水力を使った製粉装置の設計図を含む。石臼で茶と穀物を粉末化すると同時に、きねで米をつく器械構造が記されていて、参加者から感嘆の声が漏れた。
 本堂に隣接する特設会場では、3市の老舗や団体が国師ゆかりの伝来産品として、茶とそば、うどん、まんじゅうなどを販売。大勢の観光客に、地場産品をアピールした。
 顕彰会は聖一国師まつりを年1回の恒例行事にする考え。次回は福岡市での開催に向けて調整を進めている。

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