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新茶生育遅れ 静岡県内、生産量先行き不透明

(2017/4/29 08:43)
静岡県内一番茶の商談に臨む買い手ら=28日午前6時10分ごろ、静岡市葵区北番町の静岡茶市場
静岡県内一番茶の商談に臨む買い手ら=28日午前6時10分ごろ、静岡市葵区北番町の静岡茶市場

 八十八夜(5月2日)を前に、県内の新茶の生育が遅れている。今期は例年より遅い5月2~9日にピークを迎える見通しだったが、4月に入っても気温の低い日が多く、「想定以上に新芽の伸びが悪い」との声が各産地から聞かれる。今後の生産量の先行きは不透明な情勢となり、茶業関係者は気をもんでいる。
 静岡茶市場(静岡市葵区北番町)への茶農家からの出荷量は増えず、相場は高値で推移している。例年なら取引場を埋め尽くす時期の28日早朝も入荷した茶の見本はまばらで、取引は盛り上がりを欠いた。
 JA静岡経済連の担当者は「全く先が読めない。知りうる限り初めての状況」と話す。今期は3月の低温の影響で生育が遅れる見通しだった。さらに、凍霜害など目立った気象災害はないにもかかわらず、萌芽(ほうが)から刈り取り適期までに日数を必要としているという。「3、4月の低温だけでは説明しにくい」と指摘し、生産状況を注視する。
 贈答用など八十八夜商戦が終わると茶は日常消費向けの相場に移行する。県内産地では28日に新茶の摘み取りに踏み切った農家も多い。同日、静岡茶市場を訪れた製茶問屋は「品質はいい。好天が続いて生産が増えれば値ごろになる」と様子見に徹していた。

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