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茶商品 全国認定地と連携 島田・カネロク松本園

(2016/3/28 07:40)
茶草場農法で栽培した茶と全国の世界農業遺産認定地の農産物をブレンドした商品の数々=島田市切山
茶草場農法で栽培した茶と全国の世界農業遺産認定地の農産物をブレンドした商品の数々=島田市切山

 世界農業遺産「静岡の茶草場農法」を実践するカネロク松本園=茶の生産・販売、島田市切山=の松本浩毅さん(34)が、全国の世界農業遺産認定地と連携したオリジナル商品の開発を続けている。まだ認知度が低い世界農業遺産の価値を広め、茶草場農法のPRにつなげる。
 第1弾は2014年に開発した「能登玄米緑茶」。茶草場農法で栽培した一番茶に、石川県の「能登の里山里海」の棚田で収穫した白米をブレンドした。消費者参画の茶品評会「日本茶アワード」(日本茶インストラクター協会など主催)のナチュラル・フレーバー部門で1位を受賞するなど、手応えを得たことで新たな商品開発へ弾みを付けた。
 今年2月には「佐渡玄米焙じ(ほうじ)茶」「国東蕎麦(そば)緑茶」「阿蘇香草烏龍(ウーロン)」の3種類を売り出した。人気は熊本県・阿蘇地域の草原で栽培したカモミールを使用する阿蘇香草烏龍。フルーティーな香りと烏龍茶の香ばしさが外国人や女性に好評という。
 都内の物産展で他県の関係者と出会い、現地に出向いたりしながら交渉に当たってきた。原料を取り寄せ、自宅で試作と研究を重ねた。
 世界農業遺産は2002年に創設された。まだ歴史が浅く「認知度が低い」と感じている松本さんは「まずは世界農業遺産の存在を知ってもらうことから。人の手で守られてきた伝統農法の価値を伝え、継承していきたい」と、県内外の展示会に精力的に出向きPRを続けている。今後は海外の世界農業遺産との連携も視野に入れる。

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