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独自構造「薄型」新スピーカー 浜松のライト・イア発売

(2017/11/11 07:57)
先行販売している新型の木製「ブックスピーカー」=10日午後、浜松市中区
先行販売している新型の木製「ブックスピーカー」=10日午後、浜松市中区

 音響機器開発販売のライト・イア(浜松市中区)が、独自構造の「全面ダイレクトドライブ(WSDD)方式」を採用したスピーカーの新製品を発売した。音を出す部品の厚さはわずか5・2ミリで、さまざまな形状のスピーカーシステムに応用できる。先行販売を兼ねるクラウドファンディングで来年1月24日まで資金を集め、量産化やユニークな製品作りを目指す。
 20年前に開発されたWSDD方式のスピーカーは、樹脂製フィルムにアルミ箔(はく)で回路を構成した振動板の全面が音を出す仕組み。コイルの振動を紙に伝えて音を出す通常のコーンスピーカーとは構造が異なり、形状も自由度が高い。大和誠社長(65)は「全体から直接、音が出る。音のひずみも少ない」と優位点を話す。
 同社は2010年にポータブルタイプの「ブックスピーカー」を、14年に枕に敷いて使う「ピロースピーカー」を製品化した。計数百台を販売したが、量産化にはコスト面の課題があった。
 そこで、無垢(むく)の木や革、布などにスピーカードライバーを収めた新製品を開発。クラウドファンディングで調達する資金で材料を一括購入したり、新しい機械を導入したりして、コスト縮減を図る。まだ一般的ではないWSDD方式を広める考えもある。
 1点ずつほぼ手作りで製造する大和社長は「新しい製品作りに向けたアイデアを出してもらうきっかけになれば」と話す。
 金額はモデルや発送時期により2万9376~3万4560円(税込み)。11、12の両日には静岡市葵区の静岡パルコで、19日には浜松市中区の喫茶店で試聴会を開く。

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