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訪日客へ「旅酒」 初の静岡県版、伊豆で限定販売へ

(2017/9/28 08:08)
三和酒造が醸造協力した旅酒シリーズの商品。「旅酒38番 伊豆」(右)と「旅酒東京38番」=25日、静岡市清水区
三和酒造が醸造協力した旅酒シリーズの商品。「旅酒38番 伊豆」(右)と「旅酒東京38番」=25日、静岡市清水区

 訪日観光客をターゲットに、全国の観光地の名を冠して地域限定販売している日本酒シリーズ「旅酒(たびざけ)」の初の静岡県版商品が9月、誕生した。コンセプトに関心を持った老舗酒蔵・三和酒造(静岡市清水区)が醸造に協力し、「旅酒38番 伊豆」の名で、今後伊豆エリアでしか買えない日本酒として、宿泊施設や土産物店などに置く。
 旅酒は「旅をして出会う酒」がテーマ。横浜市の酒類販売会社が、外国客に訪ねてほしい観光地を選び、周辺に立地する酒蔵と組んで開発、300ミリリットル入り専用ボトルと通し番号のラベルを統一している。昨年6月の「1番日光」を皮切りに、商品群は40点以上に広がったが、本県はまだ空白地域だった。
 三和酒造によると、手掛けた「旅酒伊豆」は酒米五百万石で造った純米吟醸酒。すっきり軽やかで飲みやすい味わいが特徴。このほか、都内だけで販売される「旅酒東京」シリーズにも全国の酒蔵と共に参加し、県産酒米「誉富士」で“日本酒通”向けの香り高く深い味わいに仕立てた。
 同社は「臥龍梅」で知られるが、鈴木克昌社長は旅酒について「自社ブランド名が前面に出ないだけに先入観無く、味だけで勝負する面白さがある。日本酒の流通方法が大きく変わる中、土産店などこれまで自社に無かった販売先の開拓にもつながる」と関心を寄せる。
 両社のマッチングは、新事業創出を狙いに特許庁が県産業振興財団に派遣している事業プロデューサーが支援。提携先や新販路に関する双方のニーズを元に、金融機関などのネットワークを活用して引き合わせた。

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