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スルガ銀、赤字961億円 貸倒引当金が重荷 4~12月期

(2019/2/15 07:46)

 スルガ銀行が14日発表した2018年4~12月期連結決算は、中間期(4~9月期)に積んだシェアハウスをはじめとした投資用不動産債権の貸倒引当金など与信費用の増加が重荷となり、前年同期に347億1600万円の黒字だった純損益は961億6500万円の赤字になった。10月に金融庁から行政処分を受け、11、12月には現旧経営陣らを提訴する中、12月末の預金残高は9月末に比べ1873億円減少した。
 第3四半期の最終赤字は四半期ごとに決算開示するようになった04年度以降初めて。経常収益は資金運用収益が減り、前年同期比7・2%減の1090億4600万円だった。前年同期に506億8900万円の黒字だった経常損益は789億100万円の赤字になった。減収は8年ぶり、減益は10年ぶり。
 単体の実質与信費用は1225億2千万円増の1281億4400万円。シェアハウスを含む投資用不動産ローンの全件調査を進める中で、中間期より約85億円増えた。シェアハウス関連融資の保全率は92・21%で中間期より0・96ポイント上昇した。
 期末の貸出金残高は前年同期比9・4%減の2兆9687億2700万円。個人ローンの実行額は337億円にとどまった。期末の預金残高は20・7%減の3兆2286億9400万円。10~12月の減少幅は4~6月の2181億円、7~9月の4556億円をいずれも下回った。
 12月末の連結自己資本比率は前年同期を4・51ポイント下回る9・05%。9月末の8・64%からは0・41ポイント持ち直した。
 11月14日に公表した通期の連結業績予想は変更しない。

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