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富士にCNF研究機能 静岡県、事業化と製品化加速

(2019/2/9 07:18)

 静岡県は8日、植物由来の新素材「セルロースナノファイバー(CNF)」関連産業の中核研究機能「ふじのくにCNF研究開発センター」を富士市の県富士工業技術支援センター内に設置すると発表した。静岡大と県内企業が入居し、産学官の連携による事業化と製品化を加速させる。
 改修などの関連費用670万円を2019年度当初予算案に計上した。17年度から県の支援でCNF寄付講座を開設している静岡大のサテライトオフィス1室、公募による民間企業が入居する「CNFラボ」3室を配置する予定。
 企業の相談窓口を担う富士工業技術支援センターを中心に引き続き専門コーディネーター3人を配置し、技術相談とマッチング支援を強化する。最新の評価・測定機器も導入する。
 県内では、CNFを活用した特殊紙や美容液、生コンクリート圧送先行材など、民間企業による製品開発の動きが活発化している。17年には製紙業大手の日本製紙がCNF強化樹脂の実証生産設備を富士工場で稼働。今後も地元の富士市と連携し、研究開発を後押しする。
 19年度予算案には、製紙、住宅、自動車関連など175団体が参加する産学交流組織「ふじのくにCNFフォーラム」の運営や総合展示会開催、CNF製品開発の助成などを含め計5800万円を盛り込んでいる。

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