静岡新聞NEWS

子の地元就職期待、西高東低 県内保護者、静岡経済研究所調査

(2019/2/6 07:22)
子どもに対する地元就職への希望
子どもに対する地元就職への希望
教育費の負担に対する不安感
教育費の負担に対する不安感

 将来、子どもにふるさとで働いてほしいと思う親の期待値は西高東低―。民間シンクタンクの静岡経済研究所が県内の保護者に行った「県民の教育観」に関する調査で、県西部はUターン就職など子どもの地元就職を望む割合が6割近かった一方、東部は5割と若干の地域差が浮かんだ。
 東部は子どもの地元就職に否定的な意識も、西部や中部より約10ポイント高かった。同研究所は「東部は首都圏に近い立地特性に加え、一部地域では親が『子どもの働く場として適当』と思える就職先が限られているためではないか」と分析する。
 調査は2018年11月にインターネットで実施し、小学生から大学生まで子どもを持つ30代以上の保護者約1050人が回答した。
 「将来、子どもに地元就職してほしいか」と尋ねたところ、「絶対にしてほしい」「どちらかといえば、してほしい」の肯定的回答が西部は58・2%だったのに対し、東部は50・1%。「まったくしてほしいと思わない」「どちらかといえば、してほしいとは思わない」の否定的回答は東部が28・5%、西部17・6%だった。中部は肯定的が55・7%、否定的が19・1%。
 子ども(第1子)の姓別でみると、男児よりも女児の方が地元で就職してほしいと考える親が多く、「昔ながらの『長男が家を継ぐべき』という考え方は次第に少なくなりつつある」(同研究所)。学校段階別では、高校生の親が最も地元就職を希望する割合が高かった。進学や就職などの進路選択を迫られる時期的な要因が影響しているとみられる。

静岡経済の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト