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災害時BCP間近に エネジン本社(浜松)、ショールーム化

(2019/2/5 07:47)
災害時に役立つLPガスの設備が並ぶエネジン本社。見学者が増えている=1月中旬、浜松市中区
災害時に役立つLPガスの設備が並ぶエネジン本社。見学者が増えている=1月中旬、浜松市中区

 総合エネルギー業のエネジン(藤田源右衛門社長)が、浜松市中区高林の本社の「ショールーム化」を進めている。災害時用の設備や業務改善の工夫をオープンにする試みで、市内企業などからの見学者が増えてきた。9日には一般向けの「災害対策セミナー」も開く。
 主にLPガス販売を手掛ける同社は、ガスや太陽光による発電設備などエネルギー関連商材を幅広く扱う。災害時の備えにつながる設備は「BCP(事業継続計画)設備」と呼んで紹介する。ショールーム化は、実際の使用状況を間近で見てもらう狙いだ。
 見学者にまずアピールするのは、駐車場脇に設置したLPガス非常用発電機とLPガスバルク供給システム。担当者が実際に起動させ、ディーゼル発電機などに比べて「災害に強い」「騒音やにおいが小さい」などと利点を説明している。
 停電に備える蓄電池システムや、貯水量9600リットルの災害用飲料水タンク、備蓄倉庫なども案内する。見学した三立木材(同市天竜区)の河島由典専務取締役(45)は「自分たちも災害時にいち早く業務に当たる必要があり、BCPには取り組みたい」と話す。
 大規模停電が発生した昨秋の台風24号の後、製造業者、医療施設、商業施設などからの見学者が増加中。ガス発電機の納入にもつながった。併せて、社員の細かな工夫で進める業務時間短縮などの「働き方改革」の取り組みも、オフィス内で説明する。
 エネジン営業企画部の担当者は「働いている場所を見てもらいたいと始めた。地域で関心を持ってもらえている」と手応えを語る。
 9日の災害対策セミナーは午前10時から午後4時まで。BCPセミナーを午前10時と午後1時の2回開く。問い合わせは同社特需課<電053(471)1194>へ。

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