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静岡鉄道、AIでタクシー効率輸送 次世代サービス「MaaS」

(2019/2/5 07:40)
AIを活用した相乗りタクシーのイメージ
AIを活用した相乗りタクシーのイメージ

 静岡鉄道(静岡市)は4日までに、鉄道、バス、タクシーといった交通手段を人工知能(AI)を活用して組み合わせ、最適な経路を提案する次世代交通サービス「MaaS(マース)」に乗り出す方針を決めた。第1弾として同じ方向の目的地を目指すタクシーの乗客を効率的に輸送する相乗りタクシー事業の実証実験を13日にスタートさせる。
 2019年度中の事業化を目指し、北海道函館市のベンチャーなどと協力し、利用者が専用アプリに乗降場所や時間などを指定すると、目的地が異なる複数の乗客を効率的に運行できる経路をAIが判断するシステムを導入する。13日の実証実験は清水港に寄港する大型客船の訪日外国人を対象に、静岡市内の神社や飲食店などを周遊する。
 15日からは同社カードのモニター会員を対象に期間限定で、駅や病院といったタクシー利用が多いと見込まれる市内の区域で実証実験を行う。現時点では、相乗りは道路運送法では認められていないため、無料でサービスを提供する。
 MaaSは「モビリティ・アズ・ア・サービス」の略で、マイカー以外の交通手段を一つのサービスとして提供する概念。同社はお年寄りなど交通弱者の移動手段確保、利便性向上につなげる狙いで今後、鉄道、バスを含めた新しい交通ネットワークサービスの構築を目指す。

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