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茶業研究センター再整備 静岡県、19年度内に基本計画策定

(2019/2/4 07:34)
再整備が検討されている茶業研究センター=3日午後、菊川市
再整備が検討されている茶業研究センター=3日午後、菊川市

 静岡県は3日までに、本県茶業技術の研究開発拠点「県農林技術研究所茶業研究センター」(菊川市)を再整備する方針を固めた。老朽化が進む施設建て替えと全体の機能強化を図る方針で、2019年度内に基本計画を策定する。20年代前半までに、優良品種や省力化技術の開発などに向け、新研究棟の本格稼働を目指す。
 計画策定にかかる関連経費を当初予算案に盛り込む。基本計画策定に当たっては、有識者の意見を聴く検討会を設置。効率的な栽培や消費者ニーズに合う商品開発など、本県の次世代の茶業振興に寄与する拠点施設を目指し、機能や規模、設備などを決める。
 茶業研究センターは前身の機関が1908年に創設。約5ヘクタールの敷地に研究棟や実験棟などとほ場を配置し、品種育成のほか、茶園管理の省力化のための技術、製茶加工技術、病害虫の防除法の研究などを担っている。一部の研究棟は築50年以上経過し老朽化が進んでいる。
 2017年の本県荒茶生産量は約3万800トンと国内トップだが、担い手減少や耕作放棄地、茶価停滞など本県茶業を取り巻く課題は山積している。国内主要茶産地では京都府が昨年研究施設を一新したほか、鹿児島県も拠点を整備中という。

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