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農福連携を後押し JA静岡市、出荷作業を利用者に委託

(2019/1/5 08:30)
ネギの出荷調整作業を行うALKUの利用者ら=静岡市駿河区
ネギの出荷調整作業を行うALKUの利用者ら=静岡市駿河区

 JA静岡市が、農家と障害者就労支援事業所が作業委託契約を結ぶ農福連携の支援に取り組んでいる。2018年3月に同JA本店内に開設した無料の職業紹介所が仲介機能を果たし、慢性的な農作業の人手不足の解消と、障害者の就労機会の拡大を図っている。
 第1号として同市駿河区のネギなどを栽培している農家漆畑宏雄さん(66)とアレミティの就労継続支援B型事業所の「ALKU」(同区)が10月に契約を結んだ。事業所の利用者が週3回、漆畑さんが生産して洗浄したネギを2本ずつの株に束ね、100グラムずつ輪ゴムでまとめる出荷調整作業を行っている。
 利用者の男性(49)は「生活に関係した身近な作業に携われてうれしい。少しでも人の役に立てたら」と話し、管理者の女性(48)も「軽作業で体への負担も比較的少ない。食に関する身近な作業は利用者にとっても勉強になる」と意義を語る。
 漆畑さんは「人手の確保が大きな課題だが、想像以上の働きぶりで委託して良かった。JAが仲介してくれる保証も大きいので、いろんな農作業をやってほしい」と語る。
 農福連携の成立は12月末までにまだ1件。JAの担当者は「成約には至っていないが、求人の問い合わせは増えている。両者にとって良い関係を築けるマッチングを推進していきたい」と語った。

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