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静岡市中央卸売市場、青果取扱が激減 安定供給に業者懸念も

(2018/10/21 08:06)
2018年度上半期の青果の取扱量が前年度同期比約25%減となった静岡市中央卸売市場の管理棟=19日、同市葵区
2018年度上半期の青果の取扱量が前年度同期比約25%減となった静岡市中央卸売市場の管理棟=19日、同市葵区
静岡市中央卸売市場の青果の取扱量と取扱額の推移(上半期=4~9月)
静岡市中央卸売市場の青果の取扱量と取扱額の推移(上半期=4~9月)

 静岡市中央卸売市場で本年度上半期の青果の取扱量が、前年度同期比24・4%減の約2万6500トンとなっていることが、20日までの市への取材で明らかになった。取扱額も同21・5%減の約66億円まで落ち込み、市場の縮小傾向に歯止めがかからない。
 減少割合はともに、2社あった卸売会社が合併し「静岡VF」が発足した2013年度以降で最大。同社は農水省から、産地に対して実際より安く売れたと偽装し同社が不当に利益を得ていたケースなどを指摘され、16年4月に業務改善命令を出された。また、17年には名古屋国税局から重加算税を含めた追徴課税を受けた。
 売り上げ減について同社の社長は「業務改善命令を受け会計処理方法を改めたため」などと説明している。その上で、「改善命令について最近九州地方の産地からも尋ねられた。(今はないが)今後は集荷に影響が出るかもしれない」との見通しも示した。
 一方、市場で1社の卸売会社・静岡VFから青果を仕入れる中小の仲卸会社などからは、「野菜や果物を買いたいのに量も種類も足りない。安定供給の社会的使命を果たせない」との声がすでに出始めている。今年7月には、仲卸業者の組合と同社の話し合いが持たれ、組合役員が社長をただした。

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