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静岡県内メーカー「体験」でアピール 楽器フェア開幕

(2018/10/20 07:27)
楽器を実際に演奏して体験できるメーカーのブース=19日午後、東京・有明の東京ビッグサイト
楽器を実際に演奏して体験できるメーカーのブース=19日午後、東京・有明の東京ビッグサイト
浜松市の4社が出品したブースも来場者でにぎわった=19日午後、東京・有明の東京ビッグサイト
浜松市の4社が出品したブースも来場者でにぎわった=19日午後、東京・有明の東京ビッグサイト

 国内最大の楽器総合イベント「2018楽器フェア」(日本楽器フェア協会主催)が19日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。少子化などで国内市場が伸び悩む中、県内メーカーは新規顧客の開拓を目指す独自製品を出品した。実際に楽器演奏を体験できるコーナーを構え、来場者にアピールした。
 ヤマハのブースは、楽器体験機会の提供を軸に据えた。鍵盤楽器や弦楽器のほか、手軽に親しめる管楽器ヴェノーヴァなども展示した。中田卓也社長は「少子化の一方で豊かな高齢層が増えるのはチャンスでもある。楽器を再開する人だけではなく、新たに始める人を増やしたい」と語った。
 河合楽器製作所のブースでは、高級ピアノ「シゲルカワイ」を展示し、来場者が弾き心地を確かめた。担当者は「より高付加価値の製品を生み出し、国産メーカーとして生き残りたい」と説明した。
 ローランドの池上嘉宏取締役は「若い人に触れてもらわないと、将来がなくなっていく。販売店では演奏しにくいと感じている人にも体験できる機会にしたい」と話した。鈴木楽器製作所のブースの特設ステージではミュージシャンが製品を演奏し、魅力を発信した。
 楽器フェアは2年に1度開催され、今回50周年。メーカー約200社、販売店約30社が出展。21日までの3日間で、計5万人の来場を見込んでいる。

 ■浜松市もブース出展 市内4社「楽器のまち」発信
 楽器フェアには浜松市もブースを出展し、市内の小規模な楽器・音楽関連企業が製品・商品を出品した。出展は2016年の前回に続いて2回目で、大手メーカーが創業した「楽器のまち」のアピールも狙う。
 出品したのは国内唯一のチェンバロメーカー三創楽器製作所(東区)、ピアノ用椅子などを手掛ける山一木研(中区)、小型スピーカー製造のライト・イア(中区)、カホンキッカーなどを製造するハーモテック(中区)の4社。
 市によると、15年12月時点の調査で、市内の楽器関連企業は約200社。大手の生産が海外への製造拠点の移転などで減少傾向にある一方、市産業振興課の担当者は「新たに創業する企業も出てきた」と話す。
 市は米国で開かれる世界最大の楽器見本市「ナムショー」への出展支援も行い、楽器関連産業の振興を図る。

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