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高音域響く防音室を販売 河合楽器、独自パネルで音に広がり

(2018/9/22 08:10)
壁の音響拡散パネル(奥)で内部の音を響かせる新しい防音ルーム=21日午前、浜松市東区のカワイ音響システム
壁の音響拡散パネル(奥)で内部の音を響かせる新しい防音ルーム=21日午前、浜松市東区のカワイ音響システム

 河合楽器製作所がこのほど、ピアノの中音域から高音域の音を内部で拡散させて響かせる新発想の防音ルームの販売を開始した。独自の「音響拡散パネル」を配置するのが特徴。外部への遮音性能は保ちながら、吸音する壁や天井に囲まれたルーム内でも演奏者が音の広がりを感じられるようにした。
 新防音ルームは、子会社のカワイ音響システム(浜松市東区)が開発、製造する家庭向けの「ナサール・オーダータイプ・リフレクス」。従来の防音ルームは壁4面全てに吸音材を使っていたが、このうち2面に吸音材の代わりに木製の音響拡散パネルを複数枚取り付ける。
 同パネルは台形で、ピアノ演奏でよく使われる音域のうち中音域から高音域までの音を反射してルーム内に響かせる。吸音材がある環境で発生する音響障害のフラッターエコーも解消し、ルーム外で弾いた時に近い響きを実現できるという。
 一方、天井はパネルと仕上げ材の間に空気層を設ける構造にし、低音域の吸音効果を高めた。
 自由設計型で、パネルは枚数や位置を変えて調整できる。価格はサイズや遮音性能によって異なり、参考プランは「Dr-35」の6畳が220万円、8畳が270万円、10畳が300万円(いずれも材料費のみ)。初年度の販売目標は計100台。

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