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AI導入、静岡県内企業着々 遠鉄タクシー、18日から運行実験

(2018/9/14 07:35)
区画ごとのタクシー乗車需要の予測がタブレットの画面に表示される=13日午後、浜松市中区
区画ごとのタクシー乗車需要の予測がタブレットの画面に表示される=13日午後、浜松市中区

 遠鉄タクシー(浜松市中区)はNTTドコモの人工知能(AI)技術を使ったAIタクシーの運行実験を18日に開始する。携帯電話の分布からつかめるエリアごとの人数など人口統計データを活用。区画ごと30分後までの乗車需要をはじき出し、どこを流せば客を拾う確率が高いかを伝える。AIはベテラン運転手の経験と勘をしのぐことができるのか―。
 予測には人口統計データのほか、遠鉄タクシーが持つ過去1年間の運行データ、気象データなどを加味。500メートル四方の区画ごとに何人の需要があるかを予測し、運転手は車内のタブレット上の地図に示される予測情報を営業に生かす。実験は3カ月間、タブレット10台を車両と配車センターに配備し、本格導入を視野に効果を確かめる。
 NTTドコモのAIタクシーの実験は全国5例目で、このうち東京都内と名古屋市のタクシー会社が実用化。導入した車両の売り上げは通常の車両より20%程度多かったという。地方では、大都市に比べて予約による乗車の比率が高く、費用対効果の見極めも課題になる。
 遠鉄タクシーの丸山晃司社長は「待ち時間短縮による利用者の利便性向上と、乗務員不足の中での生産性向上につながる」と話し、効果を検証する考えを示した。

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