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スズキ、中国生産撤退 合弁会社解消で合意

(2018/9/5 07:48)

 スズキは4日、中国で四輪車生産・販売を手掛ける合弁会社「重慶長安鈴木汽車」(重慶市)のスズキ保有全持ち分(50%)を合弁相手の「重慶長安汽車股☆」に譲渡することで合意した、と発表した。スズキは中国での販売の落ち込みを理由に、6月にはもう一つの合弁会社も解消していて、世界最大市場の中国の四輪車生産から事実上、撤退することになる。
 長安鈴木は長安汽車の100%子会社として経営を継続し、スズキから引き続き、ライセンス供与を受けた上で、当面はスズキブランドの四輪車を生産・販売する。中国で法的手続きを行い、早ければ、年内に持ち分の譲渡が完了する見通し。
 消費者の所得水準が向上している中国では近年、SUV(多目的スポーツ車)など比較的大きな車が人気を集め、軽自動車で培った「小さな車づくり」を得意とするスズキは苦戦が続いていた。長安鈴木もここ数年は販売計画が達成できず、2017年度の長安鈴木の新車販売台数は前年度比28%減の約7万9千台だった。
 中国は世界の電気自動車(EV)の中心市場になるとみられ、19年からはEVなどを一定割合で生産することをメーカーに義務付けている。スズキはEVの開発が遅れていることも生産撤退の一因になったとみられる。スズキは1993年に中国に進出した。鈴木修会長は「中国市場の開拓に努力してきたが、大型車の市場に変化してきたこともあり、全持ち分を長安汽車に譲渡することとした」とのコメントを出した。

 ※重慶長安汽車股☆の☆は人ベンに分

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