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高卒求人2・19倍、最高 静岡県内、人材確保苦戦で採用枠拡大

(2018/8/31 12:40)

 静岡労働局が31日発表した2019年春の静岡県内高校卒業予定者の求人・求職状況(7月末現在)によると、求人倍率は2・19倍だった。前年同期を0・25ポイント上回り、調査を開始した1997年春卒以降、最高となった。景気回復を背景にした売り手市場で、大学生の採用が厳しさを増す中、これまで高卒を採用していなかった企業が高卒採用に活路を見いだす動きが加速している。
 求人数は1万5570人で、前年同期比15・4%増。
 産業別にみると、製造業が電気自動車(EV)関連事業所の求人拡大を背景に20・8%増の7095人で最多。医療・福祉1641人(10・4%増)、建設業1620人(22・8%増)、卸小売業1405人(2・3%増)と続いた。
 運輸・郵便業は28・1%増の948人。2017年の免許制度改正による準中型免許新設で、高卒者も配送車両を運転できるようになり、即戦力としての期待感から全産業の中で最も高い伸びとなった。
 事業所規模別の求人は30~99人の事業所が最も多く4520人で14・2%増。100~299人が9・6%増の3761人、29人以下が18・1%増の3775人だった。300人未満の事業所が求人の8割近くを占めた。求職者数は7094人で前年同期に比べ、2・1%増加した。
 静岡労働局の高森洋志局長は「18年春の高卒者採用が充足しなかった中小企業を中心に旺盛な求人がみられ、大卒の採用枠を高卒者に広げて人材確保・育成に挑む動きもある」としている。
 

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