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静岡空港ビル、増改築機に集客強化 飲食・物販エリア3倍

(2018/8/26 07:03)
10日にリニューアルオープンした物販店=静岡空港
10日にリニューアルオープンした物販店=静岡空港

 静岡空港旅客ターミナルビルの増改築工事を進める静岡県は、飲食、物販のテナントの充実やイベントの実施で空港への来訪者を増やす取り組みを強化している。目指すは「空港そのものを目的地にしてもらえる施設」(県空港運営課)。まずは買い物や食事で空港に親しんでもらい、その後の路線利用の拡大や地域のにぎわい創出につなげる狙いだ。
 旅客ターミナルビルは4月、増築された新国内線ターミナルが完成。国際線エリアを含む全体は10月完成を目指す。延べ床面積は増改築前の1・5倍、1万8200平方メートルとなり、飲食・物販エリアも3倍近くに広がる。テナントは6店から一気に14店に増える。
 新国内線ターミナル完成に伴い開店したコンビニ店などに続き、8月10日には訪日客に人気の電化製品や化粧品をそろえる物販店がリニューアルオープン。12月から来年2月にかけ人気のラーメン店やパスタ店、東海4県の地場産品を扱う店、茶葉・茶器を売るアンテナショップが続々出店。最後は3月に予約のできる総合レストランもお目見えする。空港機能を維持しながらのテナント入れ替えは難しい作業だが、県は完成したテナントから順に開店させ来訪者に利用してもらう方針。同課の大橋弘樹課長は「新たなテナントの進出で利便性を向上させ、空港の魅力を高めたい」と話す。
 イベントでは、航空機の発着が始まる前の早朝に滑走路を歩いてもらうランウェーイベントを企画したり、親子空港見学会を計画したりして空港になじみのない人が来場する機会を増やそうと工夫をこらす。
 空港のにぎわいを路線利用にどうつなげるかは難しい課題だが、板垣孝博県空港振興局長は「“新幹線文化”の静岡だけに、まずは県民に空港が日常的な場所だと認識してもらうことが大事。利便性向上やイベントを地道に続けることが、徐々に搭乗客増につながると信じている」と話した。

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