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入社最大5年猶予 沼津の植松グループHD、人材確保へ新制度

(2018/8/16 07:36)
インターンシップで植松グループの社員(右)から説明を受ける大学生=沼津市
インターンシップで植松グループの社員(右)から説明を受ける大学生=沼津市

 建築資材製造、販売、施工の植松グループホールディングス(沼津市、植松孝康社長)は2018年度の採用活動に、最終試験に合格すれば入社する権利を5年間保持できる制度を導入した。8月から開始した大学生対象のインターンシップで周知を図っている。
 同社は毎年2~3人を新卒採用するが、内定辞退率の高さと新入社員の定着率の低さが課題だった。新制度は「自ら考えて自走する」という同社が求める社員像に合致した人材の発掘とミスマッチ解消が狙いという。
 7月から随時行う入社選考に取り入れている。エントリーする学生、生徒の学年は問わない。4回の選考を経て合格すると、5年後までの入社の権利を得る。4月入社が原則だが、状況に応じてそれ以外の時期に入社することもできる。
 植松社長は「内定を得た学生が最大5年間のチャレンジで成長すれば、会社にとってプラスになる。制度を通じて、若者の後ろ盾になりたい」と趣旨を説明する。
 このほど開かれたインターンシップには県内外の大学1~4年生5人が参加し、担当者から制度の説明を受けた。インターンシップは9月上旬までに計4回実施するという。
 同様の取り組みは「入社パス」「内定パス」の名称で在京IT企業などが導入しているが、植松グループHDによると中小製造業が導入するのは県内初。同社は8月から持ち株会社体制に移行し、製造、販売、施工をそれぞれ担当する3社を含めた4社でグループを形成している。

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