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高卒養成1期生デビュー 遠州鉄道、不足のバス運転手確保へ

(2018/7/10 07:52)
8月にも路線バスに単独乗務する佐藤翼さん(左)。当面は班長と一緒に乗る=浜松市東区の遠州鉄道浜松東営業所
8月にも路線バスに単独乗務する佐藤翼さん(左)。当面は班長と一緒に乗る=浜松市東区の遠州鉄道浜松東営業所

 遠州鉄道(浜松市中区)がバス運転手に養成することを前提に新卒者を採用する「運輸サービス職」の高卒1期生が、7月から実際の路線での乗務を始めた。バス業界で運転手の確保が課題になる中、2015年4月から採用を始めた新職種。4年後までに高卒者だけで20人程度を確保し、若手を増やす計画だ。
 同社は県西部地域の広範囲にバス路線網を持ち、貸し切りバスも営業する。運転手は約600人で、大型免許保持者を採用したり入社後に養成したりしていた。しかし、60代以上のベテランも多く、将来的な不足が見込まれたため、以前は対象外だった新卒者を運転手候補として採用し始めた。
 高卒1期生の佐藤翼さん(21)=浜松東営業所所属=は15年4月の入社直前に普通免許を取得。大型2種免許の取得には3年の運転歴が必要で、その間は営業所などで勤務しながら準備した。
 18年4月に大型2種免許を取得。社内の基礎教育課程を経て、7月7日から乗客を乗せて運転している。当面は指導役の乗務班長も一緒に乗るが、8月には独り立ちする予定だ。運転歴は浅いが、「経験しながらうまくなりたい。気持ちを一定に保って乗務したい」と気を引き締める。
 高卒1期生は4人で、16年に5人、17年に5人、18年に3人を採用。19年も5人程度を採用する予定。入社後すぐに大型2種免許を取得できる大卒者の採用も続ける。
 しずてつジャストライン(静岡市葵区)も「養成バス運転士」として高卒者などの採用をしている。遠州鉄道人材開発課の担当者は「若いうちから経験を積めば、高速バスや観光バスの運転手、運行管理者へと活躍の幅が広がる」とアピールし、運転手の確保に努める。

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