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プロユーザーに照準、新型ジムニー 国内外に根強いファン

(2018/7/6 07:16)
スズキが発売した新型ジムニー。本格的な四輪駆動性能や無駄の無い機能美にこだわった=5日午前、都内
スズキが発売した新型ジムニー。本格的な四輪駆動性能や無駄の無い機能美にこだわった=5日午前、都内

 スズキが5日、20年ぶりに全面改良して発売した四輪駆動の軽自動車「ジムニー」と小型車「ジムニーシエラ」。ジムニーシリーズはコンパクトな四輪駆動車として国内外で根強いファンを持ち、同社を代表するロングセラー商品となっている。4代目モデルは仕事や本格レジャーで活用する「プロユーザー」をターゲットに掲げ、本格的な四輪駆動性能や無駄のない機能美にこだわった。
 ジムニーは現在の鈴木修会長の肝いりで1970年に投入し、以降、世界最小クラスの四輪駆動車として人気を集める。近年も国内で1万数千台、海外で4万台前後をコンスタントに売り上げ、3月末現在の世界販売は累計285万台。
 2代目までに11年、3代目までに17年とモデルサイクルが長いのも特徴。同社のユーザー調査によると、6~7割は車種指名で購入し、「次も乗りたい」と回答した。中古市場では依然、高値で取引されている。
 開発には「林業などで狭い山道を走行するプロユーザーが認める機能ならば、日常的に利用するユーザーも納得する商品になる」との狙いを込めた。車体には悪路の走破性が高い伝統の「ラダーフレーム構造」を継承・発展させ、足回りの強さや操縦性、安定性を向上。ぬかるみにはまった際、空転する車輪にだけ自動的にブレーキをかけることでもう一方の車輪の駆動力を維持し、脱出しやすくなる機能なども設けた。
 外観は面の剛性を高める造形、降雪がたまりにくい凹凸の少ない形状に仕上げた。視界確保などの機能も追求した結果、乗用を意識した前モデルよりも角張り、「結果的に2代目に近いデザインになった」という。
 個性が光るジムニーブランドは同社の車づくりの原点。鈴木俊宏社長は「本当にジムニーを必要としている人たちに届けたい」と語り、“生みの親”でもある鈴木修会長は「今後もジムニーを深く愛していってほしい」とのコメントを寄せた。

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