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ラグビーW杯、経済効果120億円 静岡県内、高めの消費単価期待

(2018/6/21 08:17)
ラグビーワールドカップ開催による静岡県内への経済波及効果(単位:百万円)
ラグビーワールドカップ開催による静岡県内への経済波及効果(単位:百万円)

 袋井市のエコパスタジアムなどが会場になる2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会について、静岡経済研究所は20日、静岡県内への経済波及効果が120億600万円に上るとの試算結果を発表した。国内外の富裕層の観戦で高めの消費単価が期待できるとして、02年サッカーW杯日韓大会実績の98億9300万円を上回る推計値をはじき出した。
 ラグビーW杯では、浜松と静岡、掛川、磐田、御前崎の5市が8チームの公認キャンプ地に選定された。エコパでは02年サッカーW杯開催時より1試合多い4試合が予定され、人気が高い日本戦も含まれている。
 同研究所は、開催に伴う各自治体の総支出額や過去の大型イベントの調査データなどを基に経済波及効果を算出した。会場運営費や観客による宿泊、飲食などの需要にパンフレット印刷費など波及的に生じる生産額を加えた1次生産誘発額は101億2300万円。雇用者所得の増加分が消費につながることで発生する2次生産誘発額は18億8300万円と見積もった。創出される雇用はサービス業を中心に1095人。
 スタジアム入場者は4試合とも満員の計20万人を見込んで試算した。静岡、浜松の両市が候補地に挙がっているファンゾーンの来場者は8万人、キャンプ来場者は8万5千人、拠点事業イベント参加者は12万人とそれぞれ設定した。
 同研究所の担当者は「消費単価が高い県外や海外からの観客の呼び込みが経済波及効果を大きく左右する」と強調。関連する商品・サービスの提供など消費意欲を喚起する取り組みの加速化が鍵になると指摘した。
 ラグビーW杯日本大会組織委員会は、全国への経済波及効果を4372億円と推計している。

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