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静岡県産ミカン記録的不作 夏の高温、台風…単価33%高

(2018/5/17 07:38)
ウンシュウミカンの取扱量と平均単価(JA静岡経済連)
ウンシュウミカンの取扱量と平均単価(JA静岡経済連)

 JA静岡経済連が16日までにまとめた2017年度産ウンシュウミカンの販売実績(4月上旬まで)によると、出荷量は前年度比37%減の3万4809トンと記録的な不作だった。一方、1キロ当たりの平均単価は品薄高により33%高い348円と高騰。ともに、少なくとも過去10年のデータを更新する大幅な減産・単価高のシーズンだった。
 全県的に裏年だったことに加え、7、8月の高温傾向や、10月に相次いだ台風による被害など複合的な要因が重なり、大幅な生産減につながったとみられる。主力品種の青島の出荷は2万1668トンと前年度より40%減、逆に単価は39%高い370円だった。
 9月中旬スタートの極わせ品種は、早めの収穫で一定の数量を確保し、例年並みの数量になった。ところが、11月上旬のわせ品種から台風による傷みなどの影響が出て、数量は38%減の8017トンと落ち込み、単価は29%高の314円となった。この状況は、12月に出荷が始まった青島まで続いた。
 経済連によると、年末年始は天候に恵まれ堅調な販売となり、例年通りに消費が進んだ。品薄高で相場は支えられた格好だが、全体の販売額は約121億円と前年度比17%減で24億円以上落ち込み、大幅な減産を補うことができなかった。
 静岡県内トップの生産量を誇るJAみっかびの柑橘課指導員は「生産者にとっては、過去になく苦労した年だった」と話した。

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