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産学連携で光の技術革新 アクトファスト考案者が講演 浜松

(2018/5/8 08:08)
アクトファストの有効性を説明したヒューゴ・ティエンポン教授=7日午後、浜松市中区の静岡大浜松キャンパス
アクトファストの有効性を説明したヒューゴ・ティエンポン教授=7日午後、浜松市中区の静岡大浜松キャンパス

 光・電子事業を支援するフォトンバレーセンター(浜松市)は7日、本年度から導入する産業促進手法「アクトファスト」を考案したブリュッセル自由大学(ベルギー)のヒューゴ・ティエンポン教授らを招いた講演会を同市中区の静岡大浜松キャンパスで開いた。
 アクトファストは、大学などの研究者が光技術を使って企業の抱える悩みや課題を解決し、行政の補助金も受けながら新製品の試作開発を数カ月の短期間で行う仕組み。欧州では既に導入され、多くの成果を挙げているという。
 ティエンポン教授は「多くの中小企業が光の技術革新を求めている」と述べ、研究者からアイデアや技術の提供を受けることで「新たな収入や雇用の創出につながる」と強調した。研究者も企業の装置や設備を使うことで量産可能な製品開発が可能になる―などと説明し、「科学者は研究室に閉じこもるのではなく、企業との対話や連携を深めるべき」と呼び掛けた。
 政府の研究助成額が中国などに比べて低い日本の現状にも触れ、経済成長における投資の重要性を訴えた。産学連携によって「さらなる投資が生まれ、その後の再投資につながるエコシステムが重要になる」と語り、アクトファストのメリットを解説した。

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