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GW終盤集客、自然・体験PR 静岡県内観光地 地域性を強調

(2018/5/6 07:58)
人気が高かった茶摘み体験=5日午前、島田市のふじのくに茶の都ミュージアム周辺
人気が高かった茶摘み体験=5日午前、島田市のふじのくに茶の都ミュージアム周辺

 ゴールデンウイーク(GW)終盤を迎えた5日、県内各地の行楽地は、自然環境や体験型観光など地域の特徴を打ち出し、県内外からの集客に追い込みを図った。
 3月に世界農業遺産に認定された本県伝統のワサビ栽培。静岡市葵区有東木の農産物加工品直売所「うつろぎ」は連休中は連日、ワサビの葉の天ぷらなどが好評で“超満席”状態。5日も発祥の地とされる有東木のワサビの味を味わおうと多くの人が列を作った。
 ただ、施設は6日から、ワサビと並んで地元の主要農産物のお茶と生産時期が重なるため約2週間の休みに入る。スタッフの望月友代さん(66)は「世界農業遺産で多くの人に注目され、大変ありがたかった。今後はできるだけ待たせないようスムーズな食事の提供方法が必要」と限られた期間で観光客を迎える工夫を考える。
 昨年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」で高まった集客効果を継続したい浜松・浜名湖地域は、「海の湖」をブランドコンセプトに掲げてさまざまな体験型観光を売り出し中。
 浜松市北区の東名高速道浜名湖サービスエリアを発着点に浜名湖を周遊する遊覧船はその一つ。4月28日~5月5日の乗客数は計1532人(前年同期比82人増)と健闘し、最後の2日間は運航時間を1時間延長するほどの盛況ぶり。
 浜松・浜名湖ツーリズムビューローの前田忍事業本部長は「天竜浜名湖鉄道の転車台の乗車体験など他エリアの体験メニューも予約で埋まった。情報発信を強化し、客層を広げたい」と意欲を示す。
 3月下旬にオープンしたふじのくに茶の都ミュージアム(島田市)は、4月28日から新茶フェアを開催し、館内は終日にぎわいを見せた。茶摘みや抹茶を使った書道体験、ほうじ茶ラテアート体験など、多彩に取りそろえた体験イベントはほぼ満席に。
 同館によると、連休中の入館者は1万人を突破する勢い。「新茶シーズンで興味や関心も高く、予想を上回る来館」と同ミュージアム企画総務課の尾崎陽一主幹。一方、「駐車場はいつも満車状態。別の場所に確保しても足りなかった」と満足度向上に向けた課題も見つめた。

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