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つま恋改修「20年完成」 HMI、五輪へ訪日客取り込み

(2018/4/16 07:35)
改修や増築が予定されている「つま恋リゾート彩の郷」=15日午後、掛川市満水
改修や増築が予定されている「つま恋リゾート彩の郷」=15日午後、掛川市満水

 ホテルマネージメントインターナショナル(HMIホテルグループ)の比良竜虎社長は15日、静岡新聞社の取材に応じ、改装オープンから27日で1年を迎える掛川市の「つま恋リゾート彩の郷」について、施設の全面改修と増築の設計を2018年中に行い、20年に完成させる方針を明らかにした。東京五輪を機に増加が見込まれる外国人観光客の積極的な取り込みを図るなどし、年間利用者100万人を見据えているという。
 既に英国人の有名建築家らに設計を依頼して、増築する建物の規模や改修箇所などを検討しているとした。さらに、敷地内約140ヘクタールに及ぶ森林整備と造園を行い、日本の四季を楽しめる「庭園美術館」をイメージした景観を整える。国内屈指の品質を誇る県内産茶やメロンを味わったり学んだりできる施設も新設し、「海外の富裕層も満足させる国内有数の総合型リゾートを目指す」と語った。改修費用として100億円を投資する考え。
 譲渡元のヤマハ運営時と比べ、年間宿泊客は27%増加したとして「サービス向上など取り組みの成果が表れてきた」と手応えを述べた。その上で「工事後の新生つま恋で年間利用者を100万人に増やす」と、従来の65万人程度から上積みを目指す考えを示した。
 今年7月には人気音楽イベント「ap bank fes」が6年ぶりにつま恋で開催されることが決まり、“音楽の聖地”復権への意欲を強調。20年の東京五輪を契機とした国際交流や増加するインバウンド客への対応にも積極的に関わる姿勢を見せ、「音楽やスポーツを通じてさまざまな国の人が触れ合い国際平和につながる場になれば」と語った。

 <メモ>ホテルマネージメントインターナショナル 1998年設立のホテル運営会社。既存のホテルや旅館、スポーツ施設などを買収、再建する手法で成長し、現在県内の5施設を含む全国約60施設を運営している。神戸市で創業し、2017年に本社を東京に移転した。創業者の比良竜虎社長はインド出身で日本国籍を取得した。

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