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「遠洋」基地、強化へ 焼津港の新荷さばき所稼働

(2018/4/14 07:37)

 焼津市の焼津漁業協同組合は13日までに、焼津港外港に高い衛生管理機能を備えた荷さばき所を整備し、稼働を開始した。庫腹量3千トンの大型冷蔵庫も2019年中に整備する予定。品質管理を高度化し、生食用カツオなどの海外輸出を後押しする。大型漁船に対応する岸壁の増深工事が5月中に完了する見通しで、全国有数の遠洋漁業基地として機能強化を図る。
 新荷さばき所は水産庁、県、焼津市の補助を受け第5バースに完成した。鉄骨平屋建てで約3千平方メートル。総工費は約15億円。
 漁船から降ろした漁獲物を受ける水揚げ台(板台)を、木製からステンレス製にして衛生面に配慮した。高床式や防鳥ネットで、車両や鳥類の進入を防ぐ仕組みを採用。使用するフォークリフトも排ガス対策で電動に切り替えた。
 同バース岸壁の水深を7メートルから9メートルに増深する工事は県が担う。完了すれば、大型まき網漁船(760トン)の水揚げが可能になる。10年に完成した第6バース荷さばき所と合わせ、大型漁船の受け入れ態勢が整い、まき網漁船の年間水揚げ量として17年比12%増の10万トンを見込む。大型冷蔵庫は水産庁の補助を受け、保管温度はマイナス40~50度。生食用カツオなどの低温保冷に対応する同漁協初の施設になる。
 同漁協の内田時司常任理事は「安全・安心な天然水産物の安定供給を実現し、地場産業の活性化に少しでも貢献できれば」と話した。

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