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金谷茶、新キャラが発信 JA大井川、ブランド強化へ本腰

(2018/4/11 17:11)
金谷茶や「宗平せんせい」をPRする山内茂茶業センター長=4月上旬、島田市番生寺
金谷茶や「宗平せんせい」をPRする山内茂茶業センター長=4月上旬、島田市番生寺

 川根や掛川など有力な茶産地の陰に隠れがちだった金谷茶にスポットライトを当てようと、JA大井川がブランド力向上に本腰を入れ始めた。目を付けたのは島田市金谷地区を拠点に茶業近代化に取り組んだ河村宗平(1858年~1941年)。ゆるキャラ「宗平せんせい」を14、15日の金谷茶まつりでデビューさせ、5月には金谷のやぶきたなどを使用した香り緑茶「宗平」の販売を始める。
 河村宗平は島田市大代で江戸幕府直轄の山を管理していた河村家の12代当主。製茶の機械化などの研究者として名を上げたほか、静岡県製茶監督員として尽力した。県全域の輸出茶の品質を守り、茶どころとしての礎を築いたとされる。
 宗平せんせいは紋付きはかま姿で、クマをモチーフにデザインした。金谷茶の歴史を紹介するリーフレットなどに登場させる。着ぐるみをつくる予定はないが、大きなボードを作製してイベントなどで活用する。
 香り緑茶「宗平」は、県が開発した製法によって甘い香りを引き出したのが特徴。リーフとティーバッグの2種類用意する。限定販売の後、売れ行き次第で再生産を検討する。
 牧之原台地は来年、開墾150年を迎える。JA大井川の山内茂茶業センター長は金谷地区で進むアウトレットモールの建設計画などを視野に入れ「知名度の高い産地に挟まれ、埋もれがちだった金谷茶をなんとかしたいという思いで、PR方法を模索してきた。『宗平せんせい』を地域の顔にしていきたい」と話す。

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