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春闘、5年連続ベア目指す 静岡県内の主要企業労組

(2018/2/16 07:59)
静岡県内主要企業労組の2018年春闘要求
静岡県内主要企業労組の2018年春闘要求

 静岡県内主要企業の労働組合は15日までに、2018年の春闘要求を行い、5年連続のベースアップ(ベア)獲得を目指して交渉を始めた。各労組は好業績を踏まえた上で、要求内容を組み立てた。ベアに当たる月額の賃金改善は前年要求に準じたケースが多いが、年間一時金は過去最高を求めた労組も目立った。回答日は3月13、14日に集中する。
 スズキ労組は、賃金改善分は前年と同じだが、年間一時金は過去最高だった08年と同水準の6・0カ月を要求。武藤憲司中央執行委員長は、自動車業界の大変革期に向け従業員がモチベーション高く向かえるような回答を求めた。
 ヤマハ労組の石部卓中央執行委員長は、賃上げの社会的役割を強調。賃金改善分は前年と同じ3千円。一時金要求は過去最高(現行方式以降)で、前年を0・2カ月上回った。
 ヤマハ発動機労組も過去最高の一時金を要求。久保順裕中央執行委員長は「この数年の賃上げは国内の自律的な経済成長につながっていない」と捉えた上で、個人消費活性化と将来不安払拭(ふっしょく)へ賃上げ継続を重要視した。
 東芝機械労組の御宿雅史執行委員長は「人手不足の中で魅力的な職場にするためどうすれば良いか、働き方改革の面で経営陣と意識の共有を図っていきたい」と意欲を示した。
 三菱電機労組静岡支部の大石雅邦執行委員長は、企業の好業績に触れ、「今年だけの頑張りではなく、一体で進めた物流改革やロス削減など活動継続の結果。努力に報いる額という認識で交渉に臨みたい」と語った。
 浜松ホトニクス労組の要求は、ベア、一時金ともに前年に比べて抑制。曽根隆執行委員長は「今期は売上高が上がるが、設備投資がかさみ利益は減る見通し。要求と回答のかい離をなるべく少なくするため」と話した。

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