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ソロモン諸島で小水力発電 MNJ、導入プラン構築

(2018/2/1 08:04)
狭い水路でも設置可能なMNJの500ワットのマイクロ水力発電機
狭い水路でも設置可能なMNJの500ワットのマイクロ水力発電機
ソロモン諸島
ソロモン諸島

 電子制御機器設計開発のMNJ(静岡市清水区)は4月から、未電化地域が多い南太平洋のソロモン諸島で、同社の500ワットのマイクロ水力発電機を活用した電力供給支援事業に乗り出す。国際協力機構(JICA)の中小企業海外展開支援事業(案件化調査)の採択を受けて取り組む。現地電力公社と連携し、まず1年かけて設置地域や台数などの導入プランを構築する。
 水力発電機は、MNJが保持する高効率の小型風力発電機の技術を応用して約3年前に開発した。さびに強いステンレス製で縦横約50センチ、奥行き70センチ。幅55センチの水路があれば設置可能なコンパクト性が強みで、蓄電池を装備した自主独立電源にすることで安定した電力供給が可能。つなぎを溶接ではなくボルト留めにし、パーツを少なくするなど、現地の住民が補修管理できる簡易な構造という。製造組み立てを担う佐藤工業所(藤枝市)と組んで事業を実施する。
 ソロモン諸島の人口は約58万人(2015年世界銀行)。MNJによると、電化率は16%程度とされ、特に地方の小集落の電化率が低い。現在ほとんどをディーゼル発電で賄っているという。千葉恭史社長は「情報通信など生活に必要最小限の電力を安定的に生み出すことができ、エネルギーの地産地消にも貢献できる」と話す。
 結果を踏まえて来年度の普及・実証事業を目指す。将来は島しょ部がある近隣国へのビジネス展開も視野に入れる。

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